無資格でも介護はできる!

介護職を一言でいうと、お年寄りのお世話をする仕事です。人間は老化に伴いどんどんできることが少なくなっていきます。当たり前のように着替えたり、食事をしたりという日常的な動作すら難しくなってしまう人もたくさんいるのです。
そんな人々の身の回りのお世話をしながら体調管理やリハビリなどのサポートを行うのが介護職です。

利用者さんはそれぞれ個性が強く、人によって出来る事と出来ない事が違います。それをしっかり理解した上で1人1人に接していくという難しさがあります。
また衰えていくのは肉体だけではありません。記憶であったり常識というものも曖昧になってきます。こうしたことから様々なトラブルに発展してしまうケースも珍しくはないため、柔軟に対応することができるスキルが求められます。

もちろん人の生活に深く関わり合う仕事なので大変なのは事実ですが、そればかりではありません。一緒に遊んだり、会話をしたりする中で利用者やその家族から感謝してもらえる、とてもやりがいのある仕事です。

高齢化社会に伴い非常に需要の高い職種となっている介護職ですが、やはり即戦力が欲しいという考えから有資格者を求める事業所がほとんどです。
しかし中には無資格でも就職してから資格の取得を支援してくれる事業所もあります。未経験からこの世界に飛び込む人や、経験はあるが資格を持っていなかった人などにとってはこうした事業所はとてもありがたい存在です。
資格がないから諦めるのではなく、就職後にスキルアップできる場所がないかを探してみると良いでしょう。